投稿日:2009-08-27 Thu
「直下率」という言葉を最近、あちこちで聞くようになりました。直下率とは、木造の2階の柱や壁の位置が1階の柱や壁の上に乗っている
割合のことで柱の直下率が50%を境にそれを下回ると事故が急増するそうです。

これまでも、もちろんそういったことは意識しながらプランニングをしてきたつもりですが、
ちょっと気になったので、自分で設計したここ数年の物件をいくつか計算してみました。
計算自体は、1棟5分程度でできる単純なものなので10棟ほど計算した結果は、
60〜70%が大半で60%下回るものはなかったので安心しました。

中には直下率90%以上をうたっているハウスメーカーもあるようで、
もちろん直下率が高いほど安全性が高いのは間違いないのですが、
それにこだわりすぎると間取りの自由度が限られてきます。
ですので、あくまで一つの指標とするべきであるということと、
直下に壁や柱が無い場合の荷重の伝達経路をしっかり考えておく
ことが重要なのではないかと、今回計算してみて感じました。
投稿日:2009-08-20 Thu
岐阜県被災建築物応急危険度判定士養成講習会に行ってきました。応急危険度判定士というのは、大地震で被災した建物が危険な状態か
判定する人のことで、役所の職員と一般の建築士で構成されています。
阪神・淡路大震災の頃には、この制度は静岡県と神奈川県にしかなかっ
たのが現在は全国で10万人、岐阜県で1900人程の登録があるようです。
今まで岐阜県の場合は実際の震災現場は役所の方が派遣されていた
のですが、今後は建築士にも派遣依頼をするとのことで、私もそのリストに
入っているそうです。
というのも、震災現場では徒歩での移動が大半で一日中歩き回ることになる
ので若手から選ぶという基準で建築士会の地元支部から名前を挙げられて
いて、近隣の県で大地震が起こると派遣の要請があるかもしれないとのこと
です。
今回の講習は5年ごとの更新のために受けてきたのですが、マニュアルの
中身をなぞるだけのちょっといまいちな内容の講習でした。
実際に判定士として経験された方の話などが聞けると良かったのですが。
実際に、派遣されるような日が来ないといいのですが、いざというときのために
日頃から体力づくりをしておかないといけませんね。
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