投稿日:2009-11-20 Fri
岐阜県では、県内の建築士を対象に、県産木材の良さを活かした木造住宅の提案や、木造住宅に関する相談や要望に応じられる人材「岐阜県木造住宅アドバイザー」を
養成する講座を毎年開講しており、それに参加しています。
3日間の座学と、1日の現場研修というカリキュラムで全て受講することでアドバイザー
として認定して頂けるとのこと。
今日はその現場研修と言うことで、県産材の流通について現地で学んできました。
まずは県の森林組合

山から切り出された丸太がここに集められ競りにかけられます。
トレーラで運ばれた丸太をここで下ろして買い手が付くとまた
トレーラに載せて製材所まで運ぶのですが、その上げ下ろしと運送にコストが
かかるので産地から直送するシステムもはじめているそうです。
つぎは製材工場に移動

丸太が製材機にかけられて四角い柱になります。

節のないきれいな柱にするには手間をかけて枝打ちをしなければならないのですが、
この写真では枝打ちをした後に成長して節が埋まっていることがわかります。
最後にプレカット工場に移動しました。

以前は大工さんが加工していた梁や、柱は今ではほとんど、コンピュータ制御された
機械で加工するようになりました。

こうやって加工された木材は上棟の日を待つわけですが、ここまでにたくさんの人達
が係わっているということを感じました。
今回は県産材を積極的に活用しようとしている業者さんのところへ見学へ行ったのですが、
県産材は季節によって入荷量に非常にばらつきがでるとか、林業関係者の体質が古くて
苦労しているというようなことをおっしゃっていました。
現状、構造材のほとんどが輸入材になっている理由はそうゆうところにもあるのかも
しれません。
普段、製材された四角い材木を見慣れているとつい忘れがちですが、木は一本一本
個性のある生き物だと感じさせてくれたいい研修でした。
投稿日:2009-10-20 Tue
CASBEE戸建評価員の登録手続が完了したということで登録証が送られてきました。CASBEEは建築環境の性能を総合的に評価するためのツールで、戸建評価員は
戸建て住宅に関して評価のできる者です。
これでは戸建て住宅の生活環境をよくしつつ、環境付加を低減する配慮をしていると
高い評価になるようになっています。
燃料をガンガン使って快適な環境にしたり、逆に寒いのをがまんして燃料を使わない
ような生活はダメと言うことですね。
評価項目はなかなか考えられていて、自然の動物が生息できるようにしたりとか、近隣の
住宅への風通しなども評価の対象になっています。住宅の設計だけでなく使かい方も影響
してくるようです。
先日、長期優良住宅の認定をとったH様邸を試しに評価してみましたが、Aランクになりました。
5段階評価の4ですね。CASBEEはを意識して設計したわけではないですがまあまあの評価
になりました。
CASBEE自体はまだ一般的ではないですが、環境に関することは注目されていますので
今後、認定住宅は増えていくかもしれませんね。

投稿日:2009-08-27 Thu
「直下率」という言葉を最近、あちこちで聞くようになりました。直下率とは、木造の2階の柱や壁の位置が1階の柱や壁の上に乗っている
割合のことで柱の直下率が50%を境にそれを下回ると事故が急増するそうです。

これまでも、もちろんそういったことは意識しながらプランニングをしてきたつもりですが、
ちょっと気になったので、自分で設計したここ数年の物件をいくつか計算してみました。
計算自体は、1棟5分程度でできる単純なものなので10棟ほど計算した結果は、
60〜70%が大半で60%下回るものはなかったので安心しました。

中には直下率90%以上をうたっているハウスメーカーもあるようで、
もちろん直下率が高いほど安全性が高いのは間違いないのですが、
それにこだわりすぎると間取りの自由度が限られてきます。
ですので、あくまで一つの指標とするべきであるということと、
直下に壁や柱が無い場合の荷重の伝達経路をしっかり考えておく
ことが重要なのではないかと、今回計算してみて感じました。
投稿日:2009-08-07 Fri
申請していた長期優良住宅の認定がようやくおりてきました。長期優良住宅にすると何が変わるかというと、
メンテナンスの体制などの計画をはっきりさせるくらいで、
建物自体は今まで私たちが造ってきた物とほとんど変わ
りませんでした。
ただ、長期にわたる定期的なメンテナンスが最初からはっきり
決まっているというのは、かつての「建てたらそれで終わり」
という建築業界の慣習からすると大きな前進です。
ただ、申請のための書類の量や審査にかかる時間は大幅
に増え、今回の物件で言うと6月の末に契約して頂いてから
図面、書類の作成に2週間と審査で3週間と約1ヶ月半かかりました。
審査機関や役所にも5〜6回足を運びました。
国の方針としては、この長期優良住宅の普及にかなり力を
入れているようで、さまざまな税制優遇や、今年度に限っては
100万円分の助成が受けられるので、盛り上がって?いますが、
本当に普及させたいのであれば、もう少しこのあたりを短縮でき
るようにしてほしいものです。
投稿日:2009-07-29 Wed
県の建築事務所の職員の方が建築士事務所の立入検査にやってきました。
仕事として建築の設計をする場合は
建築士事務所の登録をする必要があって
当然、弊社も「平田建設 設計室」として登録している
ので、その業務内容のチェックにきたということです。
定期的にまわっているそうですが、設計の物件数の多いところを
優先的に検査しているとのことです。
うちの場合、物置小屋や車庫などの設計もいくつかしているので、
確かに数だけみると多いのかもしれません。
検査では整えておかなければならない書類のチェックと
雑談で30分そこそこで帰って行かれましたが、
そんなにあることではないのでやはり緊張しました。
指摘事項もありましたが、まあまあ、ちゃんとやっている
との評価も頂きました。
次回の立入検査が何年後かはわかりませんが
書類の作り方も、詳しく聞いたので、今度はばっちり
対応したいと思います。
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